包装紙・板紙用化学薬品｜強度と持続可能性の向上

Azfc® DSシリーズは、包装紙、ティッシュペーパー、新聞用紙、文化用紙など、様々な紙グレードで広く使用されている高性能乾燥紙力増強剤です。紙の品質向上と生産コストの削減を目的として設計されたAzfc® DSシリーズは、耐折性、破裂強度、剛性、リング圧縮強度といった主要な物理的特性を向上させます。高分子量で高分子量であるため、より多くの水素結合を形成し、繊維表面に効果的に留まります。そのため、再生繊維や高充填材含有紙においても優れた紙力増強効果を発揮します。

この乾燥紙力増強剤は、pH範囲全体にわたって効果的に作用し、溶液中で完全にイオン化することでパルプ繊維と強力なイオン結合および水素結合を形成します。本製品は、カチオン-アニオン相互作用やアミド基、ヒドロキシル基などの官能基との相互作用を通じて、繊維間の結合を強化します。その結果、Azfc® DSシリーズは紙の乾燥紙力を向上させるだけでなく、微粒子の保持力と濾水性も向上させ、紙力向上と操業効率の向上を求める製紙会社にとって理想的な選択肢となります。

Azsize® R35はカチオン系サイズ剤で、廃パルプまたは木材パルプを原料とした紙・板紙の酸性および弱酸性条件下でのサイズ加工に適しています。抄紙条件（pH、硫酸アルミニウム添加量、パルプ種類）が変化しても、安定したサイズ効果を発揮します。また、密封（白水循環）条件下においても良好なサイズ効果を維持します。一般的なカチオン系ロジンサイズ剤と比較して、サイズ効率は高くなっています。